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夏の暑さに熱戦の日々☼情報セキュリティの時間です!!
みなさま.お久しぶりです.
ITソリューション科と情報システム科の松村でございます.
梅雨も明け日差しの強い日が増してきました.
盛夏の候いかがお過ごしでしょうか?
オリンピックも盛んに行われ,お盆も控えたこの時期,想い様々かと思います.
どうかどうかこの夏の熱気に負けじと,心身ともに健やかにお過ごしください.
前回(第2回)は以下の内容となります.
ーー今回のキーワード:基本情報技術者試験と情報セキュリティーー
本日のテーマですが,「情報セキュリティ」となります.
こちらのテーマですが,実は私の担当科目です.
なんだか緊張しますね...(;^ω^)
さて,我々ITソリューション科・情報システム科,
いずれにおいても,1年次では「基本情報技術者」の資格取得を目指したカリキュラムを提供しております.
そのうち,情報セキュリティの授業範囲は,基本情報技術者試験でも大きな割合を占めています.
それはなぜでしょうか?
この理由について,少し想いを馳せてみましょう...
一般的なお話をします.
私たちが日ごろ何気なく使用する様々なデータですが,実はこれは様々な危険に晒されています.
例えば...
「インターネット上でデータを送信したら,そのデータが壊れてしまった!」
「パソコンの画面をつけっぱなしにしていたら,知人にいたずらで画像を消されてしまった!」
「間違ってデータを送信してしまったら,取り消しができなくなってしまった!」
「いつも通りにSNSを利用していたらパスワードを不正に盗み取られてしまった!!」
...などなどです.
そのいずれもシャレにならない,とても不快に感じる出来事ですよね.
私たち利用者は「データを当然のように使える」と普段感じるかと思うのですが,
コンピュータのデータとは,そもそも電気的(物理的)なものです.
そのため,災害や人的な理由など,さまざまな要因によってデータは使用不能になってしまうのです.
情報技術者は,これらデータの使用に関する様々な出来事を「リスク」ととらえ,その管理を行うことが強く求められます.
そのため,基本情報技術者試験では,「情報に関するリスクの管理」=「情報セキュリティ」として受験者に課すのです.
ーー情報セキュリティの授業の様子ーー
さて,そんな情報セキュリティを学ぶ様子をご紹介します.
普段,本授業では,「情報セキュリティにはこんな脅威がある」とか,
「情報セキュリティはこのような管理を行おう」といった,
資格試験対策や基本的な用語や概念を学ぶことを中心に行うのですが,
今回は,「リスクコミュニケーション」に関する授業を実施いたしました.
これは,リスクに関してさらなる理解を深めることを目的として,他大学と連携し行っております.
すなわち,「どのようにリスク下において人と関わればよいか?」といった,
情報の管理における姿勢を学ぶことを目指します.
こちらが授業の様子です.
オンライン会議システムを使って,他大学とリアルタイムに接続しながら授業を行いました!
また,以下のスライド場面では,リスクコミュニケーションの定義について述べています.
「リスクという危機的な状況下においては,様々な関係者の間で信頼を構築しよう」
といった内容が主な内容となっておりますね.
資格として問われる情報に関する知識のみならず,
それにまつわるさらなる教養も深め,
よりよい技術者を目指していただければと願っております.
ということで本日の内容は以上となります.
それではみなさま,またお会いしましょう♪
(ITソリューション科・情報システム科 松村)