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2017/05/01
  • ゲームクリエイター科

おたのしみ!新入生歓迎ゲームジャムを開催

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お久しぶりです、早いもので桜が散ってしまいましたね!ゲーム科の志村です、
また読んでくださってありがとうございます、志村、とってもうれしいです。

ちなみにこちらが向かいにある錦町公園の桜です、入学式の日に撮りました。
短いですけどぐるりと回して御覧ください。繰り返し再生したい場合は、左下の【🔁】のボタンを押して下さい。

というわけで、今回はゲームクリエイター科新年度恒例

作るって面白い!新歓ゲームジャム

のお話です。

ゲームクリエイター科の恒例、新歓ゲームジャム

新入生にいきなりゲームづくりをやってもらうという、一見、無謀そうな取り組みがこのイベントです。簡単にご説明すると、こんな感じです。

  1. てきとうなグループを作る
  2. テーマを発表、アイデアを出してコンセプトを決める
  3. 中間発表
  4. 最終発表とプレイパーティ
  5. お互いで評価してみよう

と、意外と盛りだくさん!

で、どんな感じだったかを負いましょう。

初日⌚AM9:00◆先ずはグループを組もう

グループ編成は、意図的に変化を狙うため、参加者の意志は関係なしで組みます。今回は、

  • 今回は先輩諸兄はあみだくじ
  • 新入生は出席番号でランダム

開催する側の考え方でスキルでバランスをとることもありますが、進級生は既にジャムを経験済みで、参加者に任せると新鮮味が出ません。また、新入生は全くの素人に近く、各自のスキルもあまり差がないので、こうして組みました。

初日⌚AM9:30◆テーマを発表

何かのテーマが無いとバラバラになるし、自由すぎて意見もまとまらないので、テーマを与えます。はっきりいって、何でもいいです。物ボケの物を決める感覚にちかいです。今回のテーマは、

「パン」

になりました。過去には、「画像検索で"画像”と入れて出てきた画像」、「春なのでさくら」などをやりましたが、過去のものが参考になるとつまらないので、かぶらないのが重要です。今回は実施日が4月12日なので、その日が何の日かを検索して出たものを使う、ということにしました。ただ、よく読むと「毎月12日はパンの日」らしいです(笑)

2日目⌚10:00◆中間発表

ある程度、まとまってるはずの状態まで時間を稼いで、どういうゲームを作るかを発表です。ゲームの試作まで済んでるグループもあります、お互いにプレゼンします。

発表者はぐるりと回すと出てきますので、ぐるりとドラッグして御覧ください。

そしてひたすら創る

各自の役割は、テーマ発表後に概ね、決まっています。進級生が中心となり、ディレクター、リードプログラマを選定し、新入生はディレクターが枠を決めた後のレベルデザイン、素材集めなどです。ここで威力を発揮するのがUnityです、本校では中心的なツールとして用いています。また、当方で解説している情報もありますので、Unityを使ってる人はご覧頂いてる方も居るかもしれませんね。

qiita.com

ここの様子はカメラに収めていません、単に地味なようすだけでもくもくと作る時が多いです、動いてくるとガヤガヤうるさくなります。

二日目⌚16:00◆こんなん出来ました!をプレゼン

というわけで、出来たゲームを披露です。
グループごとでプレゼンしてもらいました、その一部です。

パンに無理やりこじつけた感もありますが、新入生が多い中ではまあまあだと思います。
プレイしたゲームの動画の一部です。

そして最後にお互いのゲームをプレイ!ここが一番、たのしいところです。

そして、互いに感想を。生地が襲ってきて、撃つとパンを焼いて対抗するゲームが一番人気でした。

20170414_182655 20170414_182753

Unityの付箋が多いですが、これはGlobalGameJamで参加者が頂いたものです。
参考:
本校を開催場所にしたGlobalGameJamの参加者が多かったので、当方を含めてそれぞれ持ち寄ってつかいました。詳しくは以下の過去記事をどうぞ。

参考:いい仲間でいいゲームが出来ました! Global Game Jam® 2017 Sendai

やっていつもおもうのは、作るのは楽しい!!!ということですね。

初心者でも作れる、勉強するとこうなる、それを体感して学習

この試みは数年間、実施しています。進級生はゲームジャムが好きで、この日を待ちわびていました。新しいメンバーで、違ったゲームが作れるのが楽しいからです。また、新入生にはとても効果的なことがあります。

つくることがたのしいと気付く

最近はゲームづくりのハードルが下がり、更に情報も多いので「Unityくらいは高校生でも触れるのでやってみてね」と、入学前には話しては居ますが、実際に造った頃がある人は少ないです。少し戸惑うのは分かります。かといって、一歩、前に出ないといけません。そこで、上級生のレクチャーと、作るのを傍で見ることで、ゲームづくりに興味がわき、自分でもできるようになれる自身が付きます。

学習すればここまでは出来る、更に超える目標に

1年間の学習でどれくらいスキルアップするか、上級生を観ると分かります。それをまずは目標に、そして、それを超えられるように新入生は考えて学びます。その目標にします。

良い刺激のきっかけに

進級生も後輩よりは出来が良くないといけませんから、そこはきちんと考えます。相対的に自信になったり、焦りに繋がったり、次のステップへ繋がります。チームで作ることで一人では出来ない可能性が見えます、そこはゲームデベロッパーになったあとも同じことで、就職への意識へと、自然とむかっていきます。

痛くない失敗で学習、在学中にできる経験

というわけで、なかなか簡単でないときもあり、失敗してしまうプロジェクトもありますが、それもいい経験です。失敗しないと良いことが何かも判りません。いままで20年くらい観ていますが、最初に躓いたほうがあとからの伸びしろが大きくなります。

purezen

という感じでしたがいかがでしょうか。今回のゲームは公開するかは考え中ですが、その為のルールを敷かなかったので可能であれば検討します。そうしているうちに、もっと楽しいゲームが出来上がっていくはずです。乞うご期待。

専門学校デジタルアーツ仙台
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