NEWS
お知らせ
- 授業の様子
- 応用情報システム科
- ITソリューション科
はじめましてのご挨拶♪統計のプログラミングの時間です!
みなさま,はじめまして.
本年度よりITソリューション科と情報システム科の専任教員となりました.
松村でございます.
当ブログについてすでに更新をいただいている,
・イラスト・マンガアニメ科のみうら先生,
・声優アーティスト科・スタッフ科の大久保先生,
・CGクリエイター科の齊藤先生
…という先生方に引き続きですね,私も今後素敵に学校を紹介して参りたいと思っています.
ブログをお読みいただいている皆様,今後ともお付き合いをお願いいたします!
――少々?まえがき――
というわけで早速なにか話をしていきたいと思います.
私,IT・情報系の学科担当となりますので,まずはその角度からまえがきを…
― 現代は情報化社会とも言われます.
これは,さまざまなコンピュータが通信しあうことで成り立っています.-
ITや情報についての説明では,こうした説明がしばしば登場しますが,なんだか難しいですね.「なんとなくはわかるけど,細かくは良くわからない…」という方も多いのではないでしょうか?
情報化社会にある現代,私たちは,何気なくコンピュータという存在に触れています.例えばパソコン,例えばゲーム機,例えばスマートフォンがありますね.みなさんがこうやってブログをお読みいただいている端末ももちろんコンピュータです.ありがとうございます.
コンピュータの意外な例としては,実は,家電とか,車とかもあります.スマートフォンでエアコンを制御したり,自動運転技術であったり…いまやあらゆるものがコンピュータを搭載し,インターネットにつながる時代となりました.
では,突然ですがここでいくつか質問です.
・そもそもコンピュータって何なのでしょうかね?
・コンピュータってどういう仕組みで動くのでしょうか?
・それを使うにはどうしたらよいのでしょうか?
・それをよりよく使うにはどう工夫できるのでしょうか?
・それを不具合なく,問題なく使い続けるにはどうしたらよいのでしょうか?
・それを使えるとどう嬉しいのでしょうか?
…答えられるでしょうか?
なかなか難しいかと思います.理由としては…
・なぜならば,コンピュータの仕組みは複雑であり,私たちのあらゆる体験を支援するからです.
・なぜならば,コンピュータは,いまもなお,さらなる進化を続けているからです.
・なぜならば,このようなコンピュータを使い続けるためには,コンピュータの仕組みに関する知識だけではなく,それを扱う人間についても考えなければならないからです.
つまり,コンピュータは,さまざまな多くの先人の努力の結晶です.私たちの身近なものでありながら,今もなお進化し続けている奥深く幅広いものです.コンピュータ自体の仕組みはもちろん,扱うことについても,なんらか説明するのは容易なことではありません.
…ですが,コンピュータを扱う人の中には,こうしたことを説明できる人が必要です.私たちの生活を維持し,より良くするために,コンピュータやその体験を生み出し,管理する技術に精通した人が必要だからです.
また,現代は情報化社会ですので,こうした技術的な人だけでなく,コンピュータを使って生活ができる人も当然必要になります.あらゆる仕事の内容や,仕事で生じたさまざまな情報は,コンピュータ上に保管や管理がされますね.仕事に必要な知識を得るにも,コンピュータでインターネット検索をするかと思います.コンピュータに精通する知識を得ることは,今後の自分の生活を豊かなものにすることにも期待できるでしょう.
本校において,ITソリューション科,と,情報システム科は,先に述べたような疑問に回答するための知識と,実際にコンピュータを扱うことができる力を学生の皆様に提供しています.
具体的には,以下の力を学生の皆様が身に着けられるように,IT企業の役員の方々,大学の教授や講師の方々など,さまざまな角度からの専門家のご協力のもとカリキュラムをご提供します.
・ITソリューション科において,コンピュータやそれに関わる情報を扱う力
・情報システム科において,コンピュータやそれに関わる情報を生み出し管理する力
――やっとこさ学科紹介――
さて,前置きが大変長くなってしまいました…申し訳ありません…
では各科は具体的に何をしているのでしょうか?
その内容と雰囲気を少しでもお伝えするために,今回は,情報システム科の2年生の授業「R言語実習」にお邪魔させていただきました.
みなさん一生懸命コンピュータでプログラミングをしていますね!!
講師の方による実際の説明画面はこちら.とてもためになります!
さて,「R言語」というのはいわゆるプログラミング言語の一種です.プログラムとは,コンピュータに対して人からの何らかの指示を行い,その通りの動作と結果を得るためのものになります.そのなかでも,R言語は,特に統計処理に特化したものになりますね.
― え?統計を学ぶの???? ―
と思った方がいるかもしれません(私は思います).
はい,学びます.
先にも述べたように,情報システム科では,「コンピュータやそれに関わる情報を生み出し管理する力」の習得を目指します.ここで大切なことの一つには,コンピュータを単に使えるだけではなく,世の中にあふれる情報を分析し,よりよく提案できることがあります.
したがって,情報システム科では,単なる情報,数字の羅列として社会をとらえるのではなく,情報や数字を適切に加工(プログラミング)し,それを他者に伝えることを学びます.
―プログラミングとは,あくまで加工のための方法であって,
それ自体が目的ではありません.-
そんな大切なことを教えてくれる,とっても素敵な授業でした.
…それでは本日の学科紹介はここまで,次回もみなさまよろしくお願いいたします.
(ちなみに,統計の複雑な計算はコンピュータに任せてしまえばよいので,複雑な数式の羅列を追うということはあまりありませんのでご安心を♪)
(ITソリューション科・情報システム科 松村)